最近のようす

やっと休みになりました。1日だけの休みです。昨日から妻と子どもたちは妻の実家に里帰りし、朝から雨も降っているからかひっそりしています。明日から仕事だし、ハードな5月なので、リフレッシュしておこうって思います。

夫婦で旅行することが楽しみだった父が寝たきりになって、早1年。自宅介護をしていますが、今まで母は献身的に介護してきました。ボクが休職していたときは手伝うことができましたが、ボクが復帰した後は、ストレスによる精神的不調と体調不良を手に取るように分かることが何度となくありました。母は我慢強く、一人で抱えてしまう性格なので、それとなくボクたちの居間に呼んで、コーヒーやお茶を一緒に飲みながら、父への複雑な思いや今後の不安をはき出させようとしてきました。土、日など気分転換もかねて外出も促していますが、父が気になるようで、近所での買い物に短時間でかけるぐらいです。

気難しく頑固な性格と身体の萎縮による痛みから、リハビリに来ていただいていた介護士さんを拒否し、ついに断ることになりました。ボクもリハビリをやっていましたが、それも今はできていません。母が病院に行くときは、近くの施設へショートステイでお願いしていますが、昼食を全く口にしないそうです。最近では週に1度の入浴サービスもいやがるようになって、状況はますます母にすべて委ねているような感じになってしまっています。

毎朝朝練に行き、ボクも妻も帰りが遅いので、できていることと言えば電動ベットからずり下がった父の身体を引き上げること、休みの日に父たちの部屋を掃除をしたり、母の話し相手になることぐらいです。そんな状況なので、ボクたちも外出することが後ろ髪を引かれるような思いになり、旅行はおろか、外食することも(ボクたちだけ楽しんでいいんだろうか)と考え、遠慮がちになっています。だから、昨年までは妻の実家にボクも行っていたのですが、ボクだけ家に残ることとなったのです。

このまま行けばきっと母は自分の老いや病気と介護のバランスが崩れ、しかるべき決断をしなければならないときが来ると思っています。いろんな選択肢があるけれど、今からXデーを想定しなければなりません。

というのが、最近のようすです。

さあ、今日1日どう過ごそうかな。

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リハビリテーション

今日本屋さんで、「家庭でできるリハビリテーション」という本を買ってきました。

昨日の記事にコメントをくださったmilouさんからアドバイスを頂いて、父の「廃用性萎縮」をストップさせたいと思ったからです。大きな絵も描いてあるので、とってもわかりやすく、不器用なボクでもできそうです。まずは家族の誰かを実験台に練習したいと思います。訪問リハビリの方が来られない曜日に、笑顔をたたえ、余裕のある雰囲気を醸し出して、父を安心させながらリハビリをしていきたいと思います。何はともあれ、やってみます。

父に対して、また、介護に対して楽な気持ちになれたのは、本との出会いがあったからです。その本は飯田栄彦さんの「ラストプレゼント 介護は親からの贈り物」。相当前に購入したのですが、その存在を忘れていて、ボクの書棚で埃をかぶっていたこの本を偶然見つけ出したのです。いろいろと考えさせられる素敵な本です。よかったらどうぞ。

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心配なこと

今日の午前中、父の訪問リハビリがありました。その間、ボクはいつものようにウォーキング、そして買い物に行きました。

嬉しいことに、手術した左股関節の痛みは、日に日に和らいでいっています。でも、1日中寝たきりなので、脳梗塞で麻痺した右半身がだんだん膠着してきているようです。今日のリハビリでは、右側の手足を動かすと痛みが走り、リハビリをたびたび拒否したと母から聞きました。

主治医から、股関節の痛みを訴えている間は、無理に動かしてはいけないと言われました。だから、痛みに敏感になっている父やボクたちは、父の手足を動かすことに二の足を踏んでいました。でも、状況は新たなところでだんだん厳しくなっているようです。

明日本屋さんに行って、リハビリ関係の本を探し、基本から勉強してみようと思います。

今できることを精一杯やるしかありません。

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笑顔パワー

父が退院してもうすぐ2ヶ月。左の股関節の手術をし、若干痛みは術前に比べ和らいだものの、今だ痛みを訴えます。挙げ句の果てに麻酔の後遺症で脳梗塞を併発し、右半身麻痺になり、完全に歩くことができなくなりました。寝たきりで1日を過ごす父。自分の意志を言葉でうまく伝えることができず、泣くことでしか自分の気持ちを表せません。父の泣き声が常に残響として頭にこびりつき、重たく、そして戸惑いました。運命を呪いもしました。

母もリウマチを患い、自分のことで精一杯のところがあるのに、毎日父を必死に介護しています。家にボクがいるので、甘えればいいのですが、こんな状態の息子の手をなるべく煩わせまいとしています。最近、ちょっと疲れ気味です。笑顔が少なくなっていきました。

戸惑っていたボクは、時間が経つとともに、今の父を受け止めることから始めよう、くよくよ考えても仕方ない、過去のことではなく、将来を見つめることが大事なんだと考えることができるようになりました。ある種の悟り?開き直り?です。でも、そのことでものすごく気が楽になりました。

そう思うようになったときから、復帰への意欲が沸々とわき上がってきました。ボクが復帰しようと思った要因の一つは、そんな両親の姿を見て、「せめてボクのことだけでも安心させたい」という思いが確かにありました。それだけではありませんが・・・。先日から学校に二度行けましたが、父は泣いて喜んでくれました。待っていてくれていたんです。

特に最近は、両親がきつい思いをしているからこそ、「笑顔が大切」と思い、意識的に両親を笑わせようとしています。それが、今何もできないボクができる親孝行です。

母は病気の関係で、寝る前に入浴します。その間、ボクは両親の部屋に行き、枕元で父といろいろなことを話すことが恒例となっています。話すといっても、ボクが一方的に話すのですが・・・。時には父をからかい、色気話もします。それにつられて父も笑います。時には、うなり声のような声を上げ、顔を引きつらせながら笑います。ボクも笑っています。そして、そんな様子を風呂から上がってきた母が見て笑います。そして笑った後、「おやすみ・・・」といって寝室に戻ります。

そんなことをやっているうち、最近父が言葉を話すことが増えてきました。相変わらず、聞き取れないときが多いのですが、泣かないで話そうとしているのがわかります。昨日ははっきりと、「痛いにきまっとる」と言いました。笑っていることが、脳にいい影響を与えているに違いありません。顔の筋肉のリハビリにもなっているんだと思います。こんな風に、少しずつでも前に進んでいこうとしている父と母を見て、笑顔って大事だなあと思います。

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そう言えば、昨日両親の夢というか目標を教えてもらいました。来年再手術し、歩けるようになったら二人でハワイに行くそうです。どんな夢でもいいです。実現できたらいいね。

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青春歌年鑑

今日、久しぶりに郊外で、ゆっくり3時間をかけて買い物をしてきました。買い物の大きな目的は、本を買うこと。シューズを買うこと。そして、CDを買うことでした。

本屋さんでは、本3冊を購入。言葉探しをしていた頃と違い、店内をぶらっとして、今読みたい本を探しました。その結果、購入したのは、椎名誠さんの「ひとり飲む夜は・・・」、志村忠夫さんの「いま新渡戸稲造『武士道』を読む」、それとカズマさんの「実録鬼嫁日記」です。どれから読み始めようかとわくわくします。

シューズもお手頃な価格で、結構履き心地のよいReeboxのシューズを購入できました。ボロボロになったシューズを履いていたのですが、明日からのウォーキングから使い、復帰する頃にははき慣れた優しい靴になってくれているはずです。5%割引という特典もあったので、値段を聞いた家族はさぞびっくりするでしょう。

そして最後に、両親のために「青春歌年鑑50年代」というCDを購入しました。特に介護に疲れが見え始めた母をリラックスさせ、寝たきりになった父との青春時代を思い出して欲しくて、懐メロを集めたこのCDにしました。

帰って母に手渡すと、CDラジカセにセットし、早速聴いていました。部屋にのぞきに行くと、父のベッドの横にいすを持ってきて、嬉しそうに歌を口ずさんでいます。はなもビクターのマスコットキャラクターのように、寝そべって聴いていました。DSC02641

今、美空ひばりさんの「東京キッド」がかすかに聞こえてきます。やったー!!作戦、成功です。

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感性

父が退院して、今日で一週間になります。

1日のほとんどをベットの上で過ごし、全面介助が必要な父。歩くこともできず、言葉さえ失ってしまった父。父のできる意思表示は、首を縦と横に振るか、泣くことでしかできない父。あれだけ元気だった父が、病院にいる間に勝手に弱くなってしまいました。

泣いている父の声が聞こえてくると、胸が締め付けられそうになります。でも、なぜ父が泣いているのかがわからず戸惑います。手術した股関節が痛いのか、それとも他に何かあるのか、話ができない父の気持ちが十分わからないまま1週間が過ぎました。過敏に反応し、先が見えない不安を感じていた母とボクに、妻は、「自分が歯痒いんだよ、きっと。」と励ましてくれている毎日です。

そんな中、今日の朝、いつものように両親の寝室から父の泣き声が聞こえてきました。

「じいちゃん、泣いてるね。」家族4人で朝食をとる時のいつもの会話です。

「じいちゃん、足が痛いんだよ、きっと」と、二男が話します。

「どうしてそう思う?」

「だって、じいちゃんが高い声で泣く時は足が痛い時で、低い時は何かして欲しい時だよ。」

一週間そばにいて、父の気持ちを全く察することができないボクでした。でも、子どもは素直な感性で自分たちの祖父と向き合っていたんだと思います。

「そうだったんだ・・・・」また、子どもから学ばされました。

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ぼちぼち

すごい台風が来ています。何と、あのアメリカを襲ったハリケーン「カトリーナ」をしのぐ台風とかで、アメリカでは台風14号を「スーパータイフーン」と位置づけたことをテレビで放送してました。雨、風、波といずれもスーパー級の威力を持っているということなので、今から心配です。どうか、被害が最小限度で済みますように・・・

そのような台風の接近の余波を受けて、明日が予定日だった父の退院が急遽今日の夕方に変更されました。台風の備えはもちろんのこと、父を迎える準備や夕方帰ってきた後の手伝いで今までバタバタしてました。ふぅ~。

でも久しぶりの自宅に帰り、父は泣いて喜びました。電動ベットにはなを上げてやると、5ヶ月前とは違って弱り切った父に戸惑っていました。

さあ~。これから母を助けながら、復帰に向けてボクの闘いが始まりました。今まで考え、悩み、学んだことを実行していきます。力まず、焦らず、ゆっくりと・・・。ぼちぼちが一番ですよね。

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