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いまから ここから

時の流れはあっという間です。

父が退院して、約1ヶ月になります。寝たきりになった父の介護を頑張らなければ、と力んでは疲れ、言葉を失った父の泣く声が耳から離れず、いつもこころが穏やかでなかったボクでした。でも最近、いろいろ考えても仕方ないと、半分開き直り、ありのままの父を受け止め、世話をする母を手伝えるようになりました。

そう言えば、ちょうど1年前、1年生だった長男が中体連の新人大会に出場し、その大会でボクも審判として笛を吹きました。その翌日が、二男の運動会。その二日後にボクはこわれてしまいました。

今日、長男は1年前と同じように、中体連の市内大会に出場しています。たぶん今頃は決勝戦があっているはずです。そして明日、二男の小学校での最後の運動会があります。昨年とスケジュールは全く同じです。でも、もう、あれから1年たってしまったんですね。

父へ・・・泣きたいときは泣いていいよ。リハビリもしたくないという気持ち、足が痛いから仕方ないよ。できることからでいいからね。それから、おむつの匂い、気にしなくていいよ。みんな気にしていないから、大丈夫。

母へ・・・いつも本当にお疲れ様。母さんを見ていると、井上陽水の「人生が二度あれば」という歌を思い出してしまいます。こんなはずではなかったという気持ち、わかるよ。いろんなところに旅行したかっただろうね。でも、現実をみんなで受け止めようね。ボクたちがそばにいるから大丈夫だよ。

長男へ・・・キャプテン、お疲れ様。お母さんから試合のことは聞いたよ。本当に頑張ったね。これからもけがだけはしないように、そしてみんなをまとめるんだよ。

二男へ・・・小学校最後の運動会に行けなくてごめんね。でも、応援してるから。弁当期待していてよ。

妻へ・・・いつもありがとう。感謝しています。待っててくれ。

時の流れはこころの傷を癒してくれるって本当だなあと思います。もうあの頃には戻れません。そうです。

「いまから ここから」

それしかありません。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

GTUさん、こんばんは。

ご家族への思いを読んで、涙が出ました。
あなたは本当に優しい立派な人です。

思い通りにならないことって、本人にはとても辛いこと。
それは、体験した人でなければわからない苦しみです。

できれば味わいたくなかった苦しみ。

でもきっと、明日につながるんですよ。

「いまから、ここから」

きっと、きっとね。

暗いトンネルの先には、明るい未来が待っていると信じましょう。

ちゃんとGTUさんには、その時が来ると思う!!!

投稿: ののか | 2005年10月 1日 (土) 18:41

ののかさん、コメントありがとうございます。

自分の生きている証を残したいと思い、素直に自分の思いを綴りました。休職しているボクは迷惑をかけていることはあっても、立派でも何でもありません。ののかさんが言われるような優しい男でもありません。ただ、嘘は書きたくありませんでした。
格好つけて言うのではありません。
「明るい未来を信じたい」
ののかさんの思いに応えたいです。
これからもボクを見つめていてください。
「必ず復活する!!」
そんな思いで一杯です。

投稿: GTU | 2005年10月 2日 (日) 11:05

こんにちは。根岸のねこです。
もし私がGTUさんだったらとおもうと、心がすくみます。
時間をかけて心を落ち着けるのは当然でしょう。
お互い、ゆっくりと、新しい自分を開拓していきましょう。

投稿: 根岸のねこ | 2005年10月 2日 (日) 18:32

GTUさん、おはようございます!

いまから ここから・・・読んでいるうちに涙がでて、しばらく画面がぼやけていました。
一年前だったんですね。
ご家族への言葉、とても温かく、一言一言ゆっくり読ませていただきました。
いまから ここから・・・私も、いまから ここから、少しずつ前へ前へ進んでいきます。
今日は曇っているけど、心は晴れてきました、どうもありがとうです。

投稿: かおちゃん | 2005年10月 3日 (月) 08:37

根岸のねこさん、コメントありがとうございます。
それぞれの方が、それぞれの痛みやきつさを持って、
日々生きてあることだと思います。
ボクも負けないように、生きていきたいと思います。
また、その中でたくさんの方の優しさを忘れないようにしたいとも思います。
お互いに、ゆっくり頑張りましょうね。

投稿: GTU | 2005年10月 3日 (月) 10:48

かおちゃん、いつもありがとうです。
早いものですね。1年があっという間です。
1年前の今日、どんな思いで学校に行き、学校で仕事をし、家に帰ってきたのか覚えていません。そして明日の朝、身体とこころがわなわなとふるえ、言いようのない不安と恐怖、絶望感を抱いていた感覚みたいなものだけは覚えています。

閉ざされた氷のこころを溶かすのには、時間が必要なんですね。氷が溶けると、きっと春が来る、そう思いたいです。

投稿: GTU | 2005年10月 3日 (月) 10:58

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