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GTUのわけ

昨日に続き、ケジメ第2弾としておつきあいください。

今日でブログをはじめて25日になります。あっという間に時間が過ぎてしまいました。ということは、ボクの生活はそれなりに充実している証でしょう。ブログを始めるに当たって、最初に悩んだのは自分のニックネームでした。そして考えに考えたあげく、GTUにしました。ご存じの方がほとんどだと思いますが、マンガやテレビ、映画で人気だったGTOからとりました。自分のことをグレートな教師だと言っているようで躊躇したのですが、やっぱりこれしかないと決めました。

教師を目指した大学生時代、そして教師になってからの目標は「金八先生」でした。金八先生のように、子どもと正面で向き合い、泣き笑いできる熱い教師になりたいと思っていました。そのイメージを大切にして、ボクの教師生活は続いていったわけです。若い頃は特に、ドラマの脚本でも十分使えるような事件やドラマがたくさんありました。本当に泣き笑いの毎日で、きつかったけれど、思い出がたくさん詰まった教師生活を送ることができました。これぞ青春!このときの思い出は今でも鮮明に残っていて、同窓会でも教え子たちと盛り上がります。

でも、昨日書いたように、歳を重ね、厳しい現実と直面するたびに、「金八先生のようにはできない自分」を感じはじめました。「金八先生は所詮きれい事だ」と自分勝手ないいわけで自分の至らなさをごまかし、金八先生そのものを負担にさえ感じるようになっていきました。若さだけで乗り越えられた頃とは違い、今まで経験したことのない事件や事故、指導が通らない子どもの現実が目の前に立ちふさがっていて、悩むことが多くなっていった時期でもありました。テレビドラマの「GTO」に出会ったのはそんなときでした。

学校からヘトヘトで帰ってきたボクに、妻が「おもしろい学園ドラマが始まったよ」と教えてくれたのです。さらに、「主人公の人、あなたに似てるよ」といわれたものだから、つい調子に乗って見だしたのが始まりでした。(妻が言ったことなのでお許してください)

内容ははっきり言ってむちゃくちゃなものでしたが、ぐいぐいと引き寄せられ、毎回見るのが楽しみになっていきました。「おいおい、生徒の家の壁を壊すかよ」「生徒をそんなにボコボコにしたら処分になるでしょ」自分が絶対にできないことを「鬼塚先生」はブラウン管の中で演じていました。「世間体なんて関係ない。生徒のためだったら、教師たちや管理職、保護者、学校役員を敵に回してでも自分の信じたことを貫き通す」それが鬼塚先生のプライドだったんだと思います。当時、なんと新鮮に感じたことでしょう。教育の原点を忘れかけそうになっていたボクを目覚めさせてくれたのです。

そんな思いを大事にしながら、自分なりに精一杯がんばってきたボクでしたが、見事にこわれてしまいました。休職して9ヶ月、導かれるようにブログを立ち上げたボクは、あのときの気持ちにもう一度帰ってみたいと思ったのです。いいえ、思えるようになったといった方がいいのかもしれません。教育の原点、それは「目の前にいる生徒と正面から向き合うこと」それしかありません。そう、一教師でいいんです。

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コメント

金八先生に憧れて教師になる人、多いですよね(^^)
GTOは私も見てました。たしかにあれは現実ではありえないことがたくさんあったけど、生徒に真正面からぶつかっていく鬼塚先生がすごく頼もしく思えて毎回見てました。
学園モノのドラマと医療系ドラマは、興味があってよく見てます。
そういえば、今も土曜9時からすごいドラマやってますよね。鬼教師だったかな?この前見てビックリしたんですが、GTUさんはご覧になってますか?

投稿: かなりんご | 2005年7月22日 (金) 03:29

おはようございます。コメントありがとうございます。
かなりんごさんが言われるように、確かに金八先生に憧れて教師になり、厳しい現実を目の当たりにし、決してドラマのようにはうまくいかないことに悩む教師も多いと思います。だから、最近まで?金八先生のドラマがあっていましたが、なかなか見ることができませんでした。まあ、学校に拒否反応を起こしていたからでもありますが・・・・(笑)。
「鬼っち」確かにかっこよかったですね。教師としての既成概念をぶちこわしてくれました。毎回驚きと笑いの連続でしたが、若い頃の自分を重ねてみていたところがありました。そういえば、授業中によく生徒と漫才みたいな掛け合いをしたり、物まねをしたり(蝉のまねが得意でした。)、恋の話、アメリカでの話・・・・、すごく懐かしいです。
かなりんごさん、すごい番組って「女王の教室」でしょ。先週ちょっと見たんですけど、すごい雰囲気が漂っているんでチャンネル変えてしまいました。でも、話題の番組だし、次回から見るぞって家族に宣言しています。

投稿: GTU | 2005年7月22日 (金) 06:36

私、金八先生をちゃんと見たことないんですよ~(>_<)もしまた放送されることがあれば見たいなって思ってます!
鬼っちは、なんか普通の教師っぽくないところが良かったなぁって思いました。あぁゆう先生が1人いたら学校おもしろいだろうな~なんて思ったり。
そうそう、「女王の教室」でした!先週の土曜、バレーを見てからそのままチャンネルを替えてたらやってて、「何これ~!」って引き込まれてしまいました。なんであんなことするんやろ…って教師側の意図みたいなものが知りたくなりました。第1話は見逃してしまったけど、これからは私も見る予定してます♪

投稿: かなりんご | 2005年7月23日 (土) 03:43

実際に鬼っちみたいな先生が現場にいたらおもしろいでしょうね。相当な覚悟を本人もさることながら、管理職もいるでしょうね。それだけ管理職が腹をくくってくれるかなあ。まあ、生徒が育っていくことがその教育が正しいかどうかの証になることだけは事実だとは思います。公立学校だったら簡単に首にはさせられないから、結構思ったことができるかもしれませんね。
今日「女王の教室」がありますね。また、意見の交流をしましょう。

投稿: GTU | 2005年7月23日 (土) 06:55

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