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もう一人の自分

ブログを始めて、りんごの小部屋というブログに出会いました。りんごさんの気持ちが飾りなく、そして優しく語られていて、いつも自分と重ねながら読んでいます。たくさんの人も訪れ、それぞれの人が互いに語り合い支え合いながら、優しい時を刻んでいます。学校を休んでいることで、自分を責め続け、まわりの人たちを信じられなくなってしまった時もあったけれど、時がとまり、あの時のふれられたくない自分を静かに振り返る、そんなひとときを感じています。

時間を忘れ、コンピュータの前に座って

キーボードをたたいている私。

「ちょっと疲れた」「頑張りすぎてないかな」自分のことを自分で心配している。

忘れもしない昨年の10月3日。

11月にある研究発表会の資料を間に合わせるため、

朝、4時からキーボードをたたいていた。授業の準備も完璧だった。

「間に合わないぞ」自分をせき立てる。

どうにか間に合った。

でも、その後・・・・「学校に行きたくない」胸の動悸がしだいに速くなる。

「休んだらだめだ」自分でかぶりを振る。

休みの連絡を罪悪感を持ちながら入れる。ずいぶんと楽になった。

私が資料を持って行かないと、今日の研修会は成立しないことぐらいわかっている。

自宅の電話が鳴った。出られない。携帯が鳴った。仕方なく出た。

「資料はどうなった?」「できています」「学校に送ってくれないかな」「わかりました」

資料なんてどうでもいいと思った。でも、学校に送った。

研修会は無事終わったらしい。

紙切れひとつでことが終わった。

次の日も4時に起き、研究発表会の原稿をつくっていた。

「もういいや・・・」

その日も学校を休んだ。次の日も。

「どうやら私より、紙切れの方が値うちがあるようだ」

なぜかそう思った。

蒸気機関車が、石炭を供給されなくなって

静かに走りをやめるかのように、私も止まってしまった。

私はあの時に比べて、何が変わったのかなあ。

たぶん、何も変わっていないと思う。でも、

自分を見つめているもう一人の自分の存在と、

優しいまなざしに気がつくようになった。

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コメント

 こんにちは、りんごです。
 TBありがとうございました(*^-゚)

 「休みの連絡を罪悪感を持ちながら入れる。ずいぶんと楽になった。」現職時代、僕にも身に覚えのある感覚です。
 会社に行かなくちゃとネクタイを締めてから体が動かない、微熱が出てくる、行かなくちゃ、でも行けない…!。散々逡巡した挙句、会社に「風邪で…」と電話。すると途端に楽になったものです。
 でも今はケータイという便利なものがあって、ダルくて寝ている枕元にも仕事場からじゃんじゃん電話がかかってきます。「あれどうなった?これどうなった?」それもGTUさんと同じですね。会社(学校)休んだときくらいはせめて放っておいて欲しいですよねぇ(苦笑)

 ではでは今後とも宜しくです(^^)

投稿: りんご | 2005年7月10日 (日) 10:06

コメントありがとうございます。りんごさんのブログを読んでいて、時々うわべでしかとらえることができない自分がいて、どうしようもなく、抱えきれなくなってしまう時があります。そんなとき、とても悔しいです。でも、りんごさんの思いを精一杯感じようとしている私を、もう一人の私がほめてくれているようです。少し楽になりました。素直に気持ちを出すことができて良かったです。今後ともよろしく!です。(^-^)

投稿: GTU | 2005年7月10日 (日) 10:55

 やすむためには開き直りも必要ですよね・・・

一生の仕事として細~く・長~くやっていきたいと思っている新米教師です(といっても若くはないので、ベテランとまちがえられマス)。

 私は月に一回、「特休」をとることがあります。 体調・精神状態とも悪いときに学校に出て行っても、必要以上に生徒をどなったり、ヒスを出してしまうのが目に見えてきます。
 ある種の開き直りで、思い切って休むことにしています。そのあとは、バリバリ働くよう心がけます。生徒たちへの埋め合わせもしなくちゃ・・・

 GTUさんのお話とは、ずれちゃったかもしれませんが、
《 「休んだらだめだ」自分でかぶりを振る。

休みの連絡を罪悪感を持ちながら入れる。ずいぶんと楽になった。》

のくだりに「そう、そうだよね!」と同じ気持ちになったので・・・
 では失礼します。

PS:音楽も素敵ですね。

投稿: lalalaルンバの女王 | 2005年7月10日 (日) 13:06

はじめまして。GTUといいます。つたない私のブログに遊びに来ていただき、加えてコメントまでしていただいてありがとうございました。嬉しかったです。私自身、もっと割り切れる強さがあればこんなことにはならなかったと思います。でも私はできなかった。仕事に追われ、挙げ句の果てに自分で消化できなくなって自分をどんどん追い込んでしまったのです。もっと上手に世渡りできれば、ここまで自分を責めることにはならなかったと思います。今までそんな自分を変えようとしたけれど、なかなか変われません。でも、悩まないように努めていきたいと本気で思えるようになりました。lalalaルンバの女王さんも、休むときはしっかり休んでリフレッシュしてください。開き直るって大事だと思います。そして「細く・長く」それもいいなあと思えます。それでは、ご活躍を祈っています。今後ともよろしくお願いします。m(_ _)m

投稿: GTU | 2005年7月10日 (日) 14:17

こんにちは。先日はコメントをいただき、ありがとうございます。
私も、よく自分を追い詰めてしまいます。それで体調崩したり。もう無理をするのはやめようと思います。

投稿: えりか | 2005年7月10日 (日) 21:38

遊びに来ていただいてありがとうございます。また、コメントまでくださって、嬉しいです。今までをふりかえると、まわりの人の期待を裏切ってしまった時の悲しみや、理想としたい自分の姿と現実の自分とのギャップをまざまざと思い知らされた時に感じる無力さや情けなさ、それらが自分を責めたて、「お前はだめな人間」だと自分で自分に烙印を押していたんです。そんなたいそうな人間ではないのに、変なプライドが自分を許せなかったんです。完璧にできない自分を大切にしてあげないといけなかったのにできませんでした。えりかさんのように、もっと自分のありのままの姿を許してあげたいと思います。無理するのはいけませんね。では、今後ともよろしくお願いします。雨がひどく降っていますが、被害が出なければいいのですが・・・。最後になりましたが、教員採用試験、本当にお疲れ様でした。m(_ _)m

投稿: GTU | 2005年7月10日 (日) 23:10

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