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理想と現実

今日で7月も終わり。時間のたつのは早いものです。

昨夜あった「女王の教室」は、またすさまじかったですね。いじめのシーンはもちろんのことですが、何かと教師に逆らう由介に卒業証書を手渡すところなどは、「これ、有り?」と思わず目を伏せてしまいました。

例のごとく中学生の長男は、「いらいらしてきた。むかつく!!」を連発。一方小学生の二男は、黙って番組を見つめていました。長男は、いじめている子どもたち、真矢先生を許せないといいます。

CMの間の長男とボクのやりとりです。「もし、先生が卒業証書を家に持ってきたらどうする?」「そんなものは受け取らないと、きっぱり先生に言うよ」「真矢先生みたいな人が担任だったらどうする?」「みんなで反抗するよ」「クラスでいじめられたらどうする?」「ボクはいじめられないけど、ボクはいじめを止めるよ」そんなやりとりを長男と交わしました。その時です。その横で番組を見ていた妻が「真矢先生がやっていることはよくわかる」といったものだから、長男の怒りの火に油を注ぐ形となったのです。

妻は、「常識をはずれた指導は最悪だけど、真矢先生の意図することは、どんな壁にぶち当たったとしても、最終的には自分で立ち上がる強さを持っていないと生きていけない。親や教師は、何かあったらすぐにその子のためということで手を差し出すけど、それは最後の最後にすべきことで、甘やかすことがその子への愛情と錯覚しているところがたくさんある」と言うのです。今、現場で子どもたちと立ち向かっている生の教師の声だと思います。

「こんな教師、学級は許せない!」と思っている長男から尋ねられました。「お父さんはこんな先生をどう思う?」と尋ねられたので、一瞬たじろいだのですが、「真矢先生が言っていることは、わからないこともないよ。和美が溺れたときにプールに迷いもなく飛び込んだところなんて、子どもを守りたい一心の行動だとわかるでしょ。でも、先生の本当の思いが子どもたちにストレートに伝わっていないことはやり方に問題があるし、やりすぎだとは思うよ。校長先生もがんばってしっかり先生たちをリードしてほしいね」とだけ答えました。長男は納得したかどうかわかりません。ボクは長男が思っているとおりの行動が本当にできるだろうかとは思います。それでも、多感な時期の長男が、番組で起こるいろいろな出来事を、自分の学校生活と重ねて、怒りをあらわにしている姿をみて「まだまだ世の中捨てたもんじゃない」と思いました。二男は相変わらず黙っていました。

そのあと、番組が終わり、おもむろに二男は「由介みたいにされたら、ボクは学校に行かないと思う。たぶん家で遊んでいる。いじめも止めることはできない。だって自分がいじめられるから」とぼそりと話しました。長男とは違う二男のとらえ方もそれはそれで現実だなあと思います。ただこれからも、日常におきるいろいろな出来事を材料にしながら話をし、人として生きるために大切なこと、必要なことは何なのかを一緒に考えていきたいなあと思いました。

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コメント

訪問有難うございました。色んなブログでもこのドラマのことが取り上げられていますね。やはり注目度が高いドラマなんだな、と思ってます。最終回までどうなっていくのか、今後の展開も楽しみですね。^^

投稿: ろーじー | 2005年7月31日 (日) 21:16

ろーじーさん、コメントありがとうございます。
これだけ話題になっている番組も珍しいでしょうね。
同業者としても、今後の成り行きを注目しています。
また、遊びに来てください。

投稿: GTU | 2005年7月31日 (日) 22:35

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ますますハマッてきました。女王の教室。大胆なイジメに、コレ大人の手も介在してるんちゃう?と思いたくなるシーンもたくさん有りましたが・・ いじめられてもくじけず明るく元気に振舞う。エライよ、あんた!って感じっすね。 他の子の机は1個1... [続きを読む]

受信: 2005年7月31日 (日) 14:07

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